3月のサンライズマーケットでは、「生理痛を和らげたい」という声が多かったように感じます。
以前、手にとってくださった方、
「2年前は、とってもドキドキしながら、はじめたんです。でも、この2年ほど、布ナプキンにしてから生理痛がなくなりました。いかに今まで使っていたのが影響してたか…と思って」
という声。
大切な声、届けてくださって、ありがとうございます。
布ナプキンは、布のふかふか優しさやあたたかさを感じるので、生理痛が和らぐというのもあるかもしれないのですが、
布ナプキンで、自動的に生理痛がなくなるというよりは、「洗う」という行為が生まれることで、自分の体と少し向き合う時間ができて、
「先月は無理してきたからなー」とか、
「来月は、もう少し自分を大切にあげよう。野菜を多めに食べてあげよう」と、
セルフケアというか、自分の体を労ったり、「大切にしてあげよう」と思えることが、少しずつ積み重なって、生理痛が和らぐのかな、と感じています。
それは、布ナプキンとの出会った頃の自分でもあります。
いまだ、生理のとき「あ、また最近、無理したー」と体からのメッセージが多いです。
「ダメダメの代表です」なんて笑いながら、
それでも前よりも、少しカラダさんと対話できる自分になれてよかったな、と思うのです。
ちなみに、昨年の秋くらい、生理痛が久しぶりに重くなり、横になっても耐えられないほどでした、
「どうしてここまでかなー。あ、そっか、この夏、とっても無理したからだー。そりゃぁ、仕方ない」と、
あきらめて、体と向き合う秋でした。
「お、今回は、なんだかいい感じだ」
という生理がたまにあると、やったー、と心の中で踊ります。
(ちなみに、ちびトコの作家の場合は、下半身や腹を温めることで、ずいぶん良くなりました。
が、今でも必要なときは薬も飲むし、何事も無理せずな感じで、やっています。)
ちびトコに声を届けてくれるお客さんには、
「生理の最初と最後だけ使っています」
「量の多いときは、無理しません」
「生活スタイルが変わったら、すべて布に変わっちゃいましたー」
「布ならなんでもいいかなーになっちゃいました」
などなど、自分スタイルにあわせて無理をしないお客さんが多いです。
イベントの最後間際、「私は、もう少し自分に優しくなりたかったの」
と、手にとってくださった方の姿、とても印象的でした。
布ナプキンの「ゆるり、励まし担当」として、使い方、不安や質問があれば、ぜひ声をかけてみてくださいね。
いつもながら、話すのもゆっくり、着々と、ウフフ・オバちゃんとなっていますが、
少し前は(本当は今も)生理休暇があって、
やっぱり生理の重たい日は、無理をせず横になっているのが自然なのかな、と思ったりします。
まとまりませんが。
ちびトコ 布作家 石崎