ピナ’ s STORY

ピナ’s STORY (2014〜)ーきっかけ

2014年、もともと、沖縄の猫たちのために、何かモノづくりで、カタチに出来ないかなーと、手探りで那覇の保護団体「おきなわワンニャンの会ミュウ」さんを訪れはじめた頃のこと。
同年7月、たまたま那覇の浮島通りで、大けがをして、ガリガリで動けなくなってうずくまっていた猫「ピナ」と出会いました。

ピナ写真2014.728 Pinaケガ写真

〈保護したばかりのころのピナ-2014, July〉

動物は保険が利かないので、治療費がとても高い、という現実。
1カ所目の動物病院では、戻しなさい、と言われましたが、あきらめきれず、
2カ所目でレントゲン。「10万円はかかりますが、治せます」。

ふたりして、フリーランスでやっとこ暮らす2人にとって、10万円はとてもとても大きいのです。
とても自信はありませんでした。
それでも、

なんとか手術費をつくりだし、彼女のケガを治してあげたい!
迷いに迷った末、夫婦で保護することを決めました。

そんな思いからはじまった、「WE LOVE OKINAWA’S NEKO!」な、小さな取り組み。

もともとつくる予定だった、ネコチャリティーグッズを急いでつくり、彼もチャリティーポストカードをつくりました。

必死に、あつめた「ピナ」のケガの手術費チャリティーは、なんと短期間の間に、
沖縄のみなさん、東京、韓国、イタリア、イギリス…びっくりするほど、たくさんの方から、寄付、励まし、手紙が一気にあつまり、トータル20万円近くあつまったのです。

(手術費・入院費を入れて18万ほどかかりました。残ったチャリティーは、保護団体ミュウさんのアドバイスにより、「ピナ基金」として、次のネコちゃん用にストックすることになりました。)。

2014年9月、「ピナ」のケガは、みなさんのおかげで、無事に手術をすることができました。
その後も里親を捜していましたが、“猫風邪”というカラダの弱さもあり、そして、ピナの可愛さに情が移り、
先住猫を説得し、環境を整え、いまでは、かけがえのない我が家の2匹目の猫として、ぬくぬく暮らしています。

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その後も、ピナを助けてくださったみなさんへの感謝の気持ち。
もともと、沖縄猫たちのために、何か小さくても、モノづくりで、できることを、、との思いもあり、
ピエトロとSato9のLOVEネコ活動は、できる範囲ですが、
FaceBookページ「We Love Okinawa’s Neko!」などで、沖縄在住の方を中心にゆっくりつながり、
「猫」さんをつうじてつながるハッピーライフを願って、お手伝いをつづけています。

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ケンカもするけど、寒いと仲良し、たびとピナ

ねこたち