那覇の映画館、桜坂劇場前の、風の気持ちいい「希望ヶ丘公園」で、毎年春に開催されている、
サクラザカマルシェに、この4月、出店させていただきました。
とはいえ、今年は少し、ほそぼそと。
ご時世もあり、あまり告知もできていなかったのですが、1日を通して、お立ち寄りいただいたり、
立ち止まっていただいたり、本当にありがとうございました。
「2年前、ここで布ナプキンを手にしてから、ずっと気に入っていて、また追加したくて来たんです」
と、過去のマルシェなどでお手に取ってくださった方、も何人かいらっしゃいました。
「布ナプキン、ずっと気になっていたんです。ちょうど良かったので、少し、試してみたいと思います。」
そんな声で、布ライナーをお一つ、おふたつ、の方も少なくなくいらっしゃいました。
これから、デビューの方を見送る、つくり手としては、
いっしょにドキドキをしてしまいます。
「使ってみて、使いやすかった」
何よりの、ものづくりのエネルギーになるなぁ、と思います。
「使うもの」をつくる、
実はとても緊張のいる、そして地味な作業のつみ重ねの先に、やっとカタチになります。
この10年、自分がつくる側になったことで、
時代の中で、踏んばって何かをしてくださるすべての方に感謝するようになりました。
何かを続ける、というのは、本当に大変で、
そのことを続けている、というのは、本当にすごいこと、と実感しています。
バタバタとして、ひっそり出店となりましたが、
ちびトコのものづくりにとっては、なによりも大切な「声」、
「使い心地の声」などなどお届けいただき、本当にありがとうございました。
ひっそりパタパタだったため、マルシェ中は、写真を撮れず。
4月の、プライベートの那覇てくてくの時の写真です。